2014-12-04(Thu)

ポータラップ

リギングに無くてはならないのがポータラップ。
切った木を安全にスピードコントロールしながら降ろすのがポータラップ。
これによって基本的な伐採時の枝下ろしが飛躍的に安全になる。

使い方 第一
幹に取り付けた図の場合自分側にポータラップをセッティングする。
固定する者はロープを長く持ちポーターラップより離れて待機してすることになる。

s400_POW-5.jpg

第二
注意するところはどっち巻きにするかということ。
これは、巻きの先の方向に固定すること、反対だとロープが折れロックしてしまう。(これは理論よりも現地で体験するのが一番であろう)
チョットしたことだが気をつけないと事故につながってしまう。

第三
巻けばいいというものでなく、木の重量と調和させることが必要になる。
木を下に降ろすタイミングとスピードを大事にする。
巻きすぎて落下が遅いと、木と伐採者に振れてぶつかってしまう。また、ロープなどに落下時の衝撃が加わりストレスを与えてしまうことになる。
一度与えたロープのストレスは蓄積されていき、ロープの寿命を縮めることになる。
逆に落下を止める位置を誤ると周辺にぶつかることになる。

第四
巻き数である。
少ないと固定者が引き込まれることになるし、多いとコントロールが効かず木が降りてこない。さらに、ロープによって伸び率がちがうので、ロープの癖など把握しておく必要がある。
めやすとして、1回巻で重量の1/2、2回巻で1/4・・・になる。ロックの場合、荷重がかかってからは解けなくなるので4~5回巻いておく。(ブロック使用)

ポータラップ007

第五
固定者は、常に周辺や樹上に気を配り、作業をリードしていく必要がある。樹上からは見えない部分が多く、ロープの巻き込みなどに十分注意して作業を進行する。
現場ではまだまだ場所樹種によって、注意することが多くある、たかがポータラップと思いながら書いたが結構な要点がある。

ポータラップ自身の破断強度は500kg程度と考える。
リギングとはすべてのミスも許されない仕事である、固定はウーピースリングなどでしっかりと行う必要がある。
複数使用するとロープはキンクするので解除しておく。

sウーピースリングb






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樹上作業などにロープを使う「安全」な木へのアプローチ技術のセミナーを開催します。
チーム「キツツキ」は、困難な敷地内の樹木の剪定など実施しています。
所在
岩手県久慈市山形町川井9-21-2

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