2014-05-10(Sat)

ランニングボーライン

もう一つのランニング・ボーライン。

今さら? と思う方も多いでしょう、でもちょっと待って下さい。
結ぶときに一緒に作業する相手のことを考えていますか?。

今回紹介するのはクライマーとしてグランダーへの気遣いのボーライン。作業がスムースに進むこと間違いありません。
それでは早速・・・

↓次の2つの写真、結びの違い分かりますか? (分かったらさすが!)
sDSC_0356-w.jpg

↓しつこいですがもう一度、
左は普通?のボーライン「輪に注意」 
右のボーラインは輪が逆になっています、したがってロープエンドは上から入り、巻いて戻って下から上に向かって出ています。
sDSC_0356-2.jpg

ボーラインで結んだ枝を地面に落とした場合の形↓。一般の結び方だとエンドが下に向かっています。
sDSC_0360.jpg

こちらはエンドが上に向いて出る結び。
sDSC_0361.jpg

上に抜ける結びだとこのようになります。

ロープの端が上を向いているので、混み合った枝の中からでもロープをつかみやすい。
このことが作業する上で、しかも込み入った枝の中でロープを早く見つけ、素早く解くことが出来グランドの作業がスムースになります。

樹上で手慣れたロープワークを変えるのは意外と難しいので事前に練習しながら、樹上からグランドへの気遣いをしてみてはいかがでしょう。作業がグンとはかどります。

<ランニングボーラインはとても有効な結びです。グランドの作業ではクローブヒッチ(巻結び)よりボーラインは解きやすいので楽です。

また、話は変わりますが、DdRTロープなどSRT兼用ロープで作業するとき、ランニングボーラインでトップアンカーにしてアセンダーでアタック。
(アンカーの場合末端の抜け止めして下さい)
樹上に行ったらボーラインを解いてロングランヤード、デイジーロープにと使うことも考えられます。
(アンカーまで戻らなくても降りて来ることも可能になりますが・・・長すぎて邪魔かな)

いずれにしても「ランニング・ボーライン」便利です、丁寧な結びを心がけ試してみてください。

DdRTロープ:ダブルブレイドロープ、SRTとの兼用クライミングロープとしても使われる。
(タキオン・ベロシティ・ブルームーンなど)


関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
プロフィール

代表 小渡正利

Author:代表 小渡正利
樹上作業などにロープを使う「安全」な木へのアプローチ技術のセミナーを開催します。
チーム「キツツキ」は、困難な敷地内の樹木の剪定など実施しています。
所在
岩手県久慈市山形町川井9-21-2

検索フォーム
リンク
最新トラックバック
QRコード
QR